2023年7/3(月)・5(水)・8(土)・9(日)、聖喜館の第24回昇級・昇段審査会が行われました。
普段とは違う緊張感の中で、日頃の稽古の成果を精一杯発揮し、元気いっぱい発表できたと思います。
まず、大きな声で、明るく楽しく元気よく、力いっぱい稽古することが一番大切です。
これからも、明るく楽しく元気よく、頑張りましょう!
審査全体の総評としては、週1回の稽古より、週2回。週2回の稽古より毎日。日頃の稽古量がしっかりと発表にも出ました。
その場で基本がしっかりと出来ていた人は、移動基本が上達し、移動基本がしっかりとできていた人は、形が上達していました。
組手審査は茶帯以上と限定しましたが、その場基本や移動基本、形がしっかりとできる人は、約束組手で間合いや、攻撃や防御のタイミングを反復稽古することにより、自由組手も必ず上達するので、また頑張って稽古しましょう。
聖喜館の黒帯は、『心技体』、形も組手もしっかりとできる稽古生だけがなれます。
黒帯の稽古生は黒帯の誇りと自覚を胸に新たなスタートをして欲しいと思います。
黒帯がゴールではありません!黒帯からがスタートです!
道場生の良い目標となるよう、これからも頑張って欲しいと思います。
今回も先輩黒帯のみんなは、見届け役、サポート役として審査会に参加してくれました!
道場の良き伝統であり、自分達が今までの黒帯の先輩にお世話になったお陰で昇級していったように、今回も後輩の審査を見守り、またお手伝いしてくれました。ありがとう!
また、色帯の稽古生は聖喜館の黒帯を1つの目標に頑張って欲しいと思います。
審査後に毎回同じことを言っていますが、やはり上達には稽古あるのみです。
審査会の発表のみの全力投球ではダメです。その日だけはダメです。聖喜館として大切にしていることは、日頃の努力と過程、そして道場生それぞれに応じた成長です。
普段の稽古から審査会の本番だと思って稽古をすること、試合や大会の本番だと思って稽古することが大切であり、常に全力で稽古することで成長があります。
それを忘れてはいけません!
また、日頃から常々、口うるさい程言っていますが、聖喜館は基本を大切にしています。
基本がしっかりとできていれば、形も組手もできるはずです。
そして、幼児や小学生のうちに基本をしっかりと身に付けることにより、中学生や高校生、その後の空手道人生で必ず活きてきます。
今、ラッキーで試合に勝てたとしても基本ができていなければ、いずれウサギはカメに抜かされます。
逆に、たとえ今試合で結果がでなくても諦めてはいけません。
基本さえしっかりとできていれば、必ず中学生や高校生、大学生で花が咲く時がきます。
昨日出来なかったことが、今日出来るようになった!
今日出来なかったことを、明日出来るように稽古しよう!
というように、他人と比べることよりも、自分自身の過去と現在を比べてみて下さい。
そして、未来に向かって努力して下さい。
昨日より、今日。
今日より、明日。
道場生それぞれの目標で、チャレンジ精神を持って、それぞれのペースで、成長してくれることを願ってます。
館長先生のアドバイスをしっかりと今後の稽古で活かして下さい。